徳島のオキクリニック 脳出血

脳出血について

高血圧のために脆くなった細い血管が破れて脳内に出血することによる病気です。
出血が続くと、血液が固まって血腫となり、さらに脳細胞を圧迫してダメージを大きくします。
また脳がむくむ(=脳浮腫 のうふしゅ)ことよって頭蓋内圧が高くなって、大脳や小脳の一部が頭蓋骨の中で本来収まっている位置を越える脳ヘルニアを起こし、重い場合は脳幹部が圧迫されて死に至ります。
70代の高齢者に多くおきますが、30代、40代でも発病することがあります。

脳出血の症状

出血した場所により異なるが、片マヒ、感覚障害が主な症状。頭痛、嘔吐、を伴うことがある。
重い場合は意識障害が発症する。

脳出血の前兆

脳出血の前兆・前触れは、はっきりとした症状として現れることがなく、突然発症することが多いです。

わかりやすい症状としては下記のものがあります。

  • ・ めまいがする。
  • ・ 頭痛がする。
  • ・ 立って歩けない。
  • ・ 気分が悪く、嘔吐した。

脳出血の予防

  • ・ 塩分を控える…塩に含まれるナトリウムは血圧を高めます。塩分は1日7グラム以下にしましょう。
  • ・ ストレス…ストレスの血圧を高める原因となります。十分な睡眠と休養をとりましょう。
  • ・ カルシウム、マグネシウム…血圧を下げる作用があります。
  • ・ 禁煙する。飲酒は控えめに(日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、ウイスキーならダブル一杯)。
  • ・ 動物性脂肪、コレステロールを多く含む食品を控える、太り過ぎないように気をつける。

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